NASとは何か

正式名は「Network Attached Storage」 (ネットワーク・アタッチド・ストレージ)といい、写真、ビデオ、音楽、ドキュメントなどの大容量のデータをバックアップしたり共有するしたりするための機器のことです。

パソコンでのデータやテレビの録画などで、とりあえず保存だけできればいいやというものであれば、NASを導入しなくても、外付けのHDDやSSDを購入して保存領域を拡張するだけで事足りるかと思います。

NASを導入するとなにがうれしいかといいますと、複数台のHDDを組み合わせることにより、RAID0(ストライピング)でファイルをブロック単位にわけ、分散して書き込み・読み込みを行うことによって、高速アクセスできたり、RAID1(ミラーリング)片方のHDDが故障してもファイルが残るように、2台のHDDに対して、同じ内容を書き込みできたりする機能が使えます。※RAIDに関しては、使えないNASもあるようなので導入するときは注意してください。

その他にも様々なアプリケーションが利用できる点が特徴的です。メーカーよってアプリケーションは様々ですが、QNAP製品の「Hybrid Backup Sync」というアプリケーションによって、NASとクラウドが連携できます。今のところ、NASとクラウドが連携できるメーカはまだ少ないので、連携したいとお考えの人はQNAPのNASの購入をおすすめします。

次回の記事で複合機とNASとの連携の記事を書きますので、気になる方は、併せて読んでみてください。

クラウド連携とか考えていないとかだったら、他のメーカーで十分かと思います。

ざっと上記のように説明しました。正確ではないかもしれませんが、私の感覚的には、
HDD・SSD単体よりはいろいろできて、サーバーよりはできることに限りがあるものがNASなんだと思ってもらえればいいじゃないかと思います。

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