僕は普段の業務関連はチャットワークで連絡をとっていて、代表メールに届いた特定のメールをチャットワークで共有するという作業があったので、 GASを利用してその作業を自動化しました。以下にその方法をまとめます。
まず、「Googel Apps Script」を選択します。
コード部分にこの方コードを参考にさせてもらいました。この方のコードを参考にスクリプトを記入します。まずは、全部コピペで大丈夫です。変更する点は以下を適宜変更してください。
- const CW_TOKEN = “最初に取得したトークン”;
- const CW_ROOM = チャットルームID;
- const CW_TO = アカウントID;
- var strTerms = ‘is:unread “メール取得条件”‘;
1.const CW_TOKEN = “最初に取得したトークン”;
チャットワークを既に登録されている方は、右上の自分の名前のところをクリックし、サービス連携をクリックします。
それから「API Token」を選択し、APIトークンを発行するためにChatworkパスワードを入力して「表示」をクリックしてください。
そのトークンをコピーして”最初に取得したトークン”に貼りつけて置き換えてください。
2.const CW_ROOM = チャットルームID;
チャットワークルームにはIDが割り振られています。
そのID調べ方は、Webのチャットワークアプリを使えばわかります。該当のチャットワークルームを選択してURLを確認してください。
確認すると !ridの後に数字が並んでいると思います。この数字がチャットルームIDとなります。
そのIDをコピーして チャットルームID に貼りつけて置き換えてください。
3.const CW_TO = アカウントID;
次はそのチャットルームで誰宛かを決めるために必要になってきます。
アカウントIDはチャットルームで Toを選択すると数字が書かれていると思います。その数字をコピーして アカウントIDに置き換えてください。
4.var strTerms = ‘is:unread “メール取得条件”‘;
メール取得条件は、定型でメールが送られてくる件名などを指定してください。そのことによって、該当のメールで未読になっているGmailが指定されたチャットワークルームに転送され、既読に変わります。
ライブラリの追加
上記作業でコードは完成したので、次にライブラリを追加します。
ライブラリとは 、作成した関数を他のプロジェクトから利用できる仕組みで優秀な方が作成してくれています。
チャットワークについては、GASからチャットワークのAPIを簡単に利用することができるライブラリ「ChatWorkClient for Google Apps Script」が公開されています。
「ChatWorkClient for Google Apps Script」を利用することで以下のことが操作が可能になります。
- マイチャットへメッセージを送信
- 特定のルームにメッセージを送信
- 特定のルームにタスクを追加
- 特定のルームのタスク一覧を取得
- 自分のタスク一覧を取得
- 自分のルーム一覧を取得
「ライブラリ」をクリックして、以下スクリプトIDをコピペして検索をクリックした後に、追加をクリックしてください。これでライブラリが追加できました。
スクリプトID: 1nf253qsOnZ-RcdcFu1Y2v4pGwTuuDxN5EbuvKEZprBWg764tjwA5fLav
これで、「実行」をクリックして問題がなければ、該当の未読メールがチャットワークルームに転送されるかと思います。
トリガーの設定
後は、トリガーを設定して、1時間おきに処理を実行させるなど自分好みに設定してください。
「トリガー」を選択して、「新しいトリガーを作成します。」をクリックして、ください。
自分好みに設定して保存するとそのタイミングで処理が実行されて、自動でチャットルームに転送されます。
初めまして内田と申します。参考にさせて頂きましたありがとうございます。
素人すぎてわからずで、1点教えて頂きたいのですが可能でしょうか。
設定は全て完了し実行もできましたが、以下がそのままでいいのかわからずで。
var strTerms = ‘is:unread “メール取得条件”‘;
なんですが、is:unreadのとおり未読をチャットワークへ転送したいんですが、
メール取得条件ってところはメモ?的な感じになってて、そのままスクリプトに
入れたままでも大丈夫なんでしょうか?
それとも
var strTerms = ‘is:unread‘;
にすべきでしょうか。
教えていただければ幸いです。
宜しくお願い致します。