SSD換装するきっかけ
職場のPCがHDD搭載のもので、速度があまりにも遅かったので、SSDに交換することにしました。
読み書き速度、起動速度等が大幅に改善されたので、SSDに交換したい方はご参考ください。
速度の比較
まずはSSDに交換した結果、読み書き速度はどれほど違うのか、結果を見てテンション上げてから作業に取り掛かりましょう。
HDD(WD Blue 1TB)とSATA SSD(Crucial BX500 1TB)とM.2 NVMe SSD(Crucial P3plus 1TB 3D NAND NVMe PCIe4.0 M.2 SSD CT1000P3PSSSD8JP)の3つを測定した結果は以下の通りです。
全て私が実際に測定したものです。
比較すると一目瞭然で、作業も快適にできて非常に満足しております。
上記でわかるように、これからSSDにクローンされるんだったら、SATA SSDよりもM.2 NVMe SSDの方が断然おすすめです。
これで、よっしゃーM.2 NVMe SSDにしようと思われる方もいるかと思いますが、M.2 NVMe SSDにされるときに注意点があります。
それはそもそも交換しようとしているマザーボードがM.2 NVMe SSDを接続できるように対応しているかどうかです。
交換後をSATA SSDにするなら、おそらく交換前のHDDやSSDはSATA接続かと思いますので、交換後のものが接続できることがわかりますが、M.2 NVMe SSDにするなら、接続方法が違うので今使っているPCのマザーボードに接続できるか確認する必要があります。
なので、一度お使いのPCのマザーボードがM.2 NVMe SSDを接続できるか確認してからSSDを購入するようにしましょう。
しかし、まだ、安心はできません。まだ確認事項があります。
次の確認事項は、、M.2 SSDの規格です。M.2 SSDは基本的に「長さ」で規格が分かれています。
それぞれ以下のような規格があります。
- Type 2230
- Type 2242
- Type 2260
- Type 2280
- Type 22110
Type 2280なら縦幅22mm 横幅80mm という意味になります。
お使いのPCがデスクトップであれば、Type 2280が一般的に普及されているものなので、M.2 NVMe SSD接続できることが確認できたならType 2280規格のSSDの購入で問題ないかと思いますが、一応確認してみてください。
これでほっと一安心かと思ったら、もう一つ確認してほしいことがあります。
それは、PCIeの規格の世代です。
PCIeとは接続規格のことで、お使いのPCのマザーボードとSSDの規格の世代があっているかどうか確認しましょう。
ただ、PCI Express 4.0(以下PCIe 4.0)対応のSSDは下位互換が有り、PCI Express 3.0(以下PCIe 3.0)接続でも使えるとされているようなので、お使いのPCのマザーボードがPCI Express 3.0のものだったとしても、SSDはPCI Express 4.0でも互換性があり問題なさそうです。しかし、PCIe 4.0接続時の最大性能が発揮できるわけでは無いのでその点はご注意ください。
私の場合もマザーボードが規格の世代がPCI Express 3.0でしたがPCI Express 4.0のSSDを購入し接続しておりますが問題なく快適に作業ができております。
上記確認でM.2 NVMe SSDが接続できる。やったー!という方はおめでとうございます。
M.2 NVMe SSDに今すぐ交換しましょう。
私が実際に購入したクルーシャルのSSDはCrucial CT1000P3PSSD8JP 1TBです。上記結果のとおり、爆速になるのでオススメです。
クローン方法
SSDの取り付けができた前提でクローン方法を記載いたします。
まずは、SSD クローンのフリーソフトをダウンロード・インストールします。
ソフトはいろいろあるかと思いますが、Lazesoft Disk Image & Clone をオススメします。
というか、特にこだわりがなかったらこれ以外は試さなくていいです。
私自身も、Crucial SSDを購入したので、最初はCrucialが配布している「Acronis True Image for Crucial」を利用してクローンしようとしましたが、失敗してハマりましたのでLazesoft Disk Image & Cloneを利用しましょう。
上記リンクからダウンロードページに飛べるのクリックしてもらって、一番上のFreeで使えるソフトをダウンロードして、インストールを進めてください。
インストールできたら、以下の中で「Disk Image & Clone」を選択してください。
次に「ドライブクローン」を選択し、
「ディスクのクローン」を選択します。
うまく接続できていれば、このようにコピー元のディスクとコピー先のディスクが表示されているはずです。
接続しているのに表示されない場合は、物理的にうまくSSDが接続できていないか、BIOSの設定を変更する必要があるかと思います。僕の場合どういうわけかわかりませんが、複数台のPCでSSDクローンの作業をしようとしていたので、何台かSSDが読み込めていないことがありましたが、BIOSの設定を確認しようとしてBIOSを立ち上げ、一旦何も変更せずにもう一度Lazesoft Disk Image & Cloneのソフトを起動したらSSDが読み込めたので、接続しているはずなのに読み込めていない人はBIOSを一度立ち上げてみてください。
コピー元のディスクを選択し、「Next」をクリックします。
コピー先のディスクを選択し、「Next」をクリックします。
次の画面になると、以下のようになっているので、そのまま「Next」をクリックします。
確認して問題なければ「&開始」をクリックします。
上書きされることを確認したうえで、問題なければ「OK」をクリックします。
問題なければこれでクローンが完了しているかと思います。
途中でクローン失敗の問題が発生したときの対処法はこちらの記事から確認できます。
一度、ディスクのリセット(初期化)をしてから再度クローンをしてください。
リセット(初期化)せずにもう一度クローンしても失敗してハマります。
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